ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)

 ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)には、様々な種類があるが、一つ一つ見ていく。

  1. BD-R(Blu-ray Recordable)・・・一度しか書き込めないディスクである。無機系と有機系があり、無機系は劣化しにくいという利点があるが、高価であると欠点がある。また、有機系はDVD-Rと基本的に同じで安価であるという利点がある一方で、劣化しやすいという欠点がある。BD-Rには一層と二層があり、二層はBD-R DLと呼ばれる。バージョンとしてはver.2.0, LTHが新しい。
  2. BD-RE(Blu-ray Disc REwritable)・・・書き込み可能なディスクである。上書き可能回数は1000回以上とされている。ただし、光磁気ディスクの場合は100万回以上である。バージョンとしてはver.2.1,ver.3.0が新しい。
  3. BD-ROM・・・読み出し専用である。ver.2.0が主流である。
  4. Blu-ray 3D・・・2009年12月に発表された、立体映像をBDに収録するための規格である。従来の赤青メガネを通したアナグリフ方式のような劣化した状態ではなく、シアターで観賞するのと同等のレベルに策定されている。しかしながら、実際に3Dを視聴するには、プレイヤーやディスプレイ側が3Dに対応していないといけないため、ハード的な仕様も定められている。2010年、3D元年として話題に上がっているが、対応ソフトウェア及びハードウェアが続々と発表されたり、発売されている。今後に期待のできる分野である。